あの日本を代表する電気メーカのシャープが大変なことになっていますね。

倒産リストラはなんとしても防いで欲しいと思っています。

 

その原因はなんだったのでしょうか。

 

テレビ離れ、中国・韓国などの技術力があがってきたことと、

価格競争で負けてしまっていること。

 

特に主力の液晶画面で負けていること。

 

ソーラー事業の不振などが直接的な原因に思えます。

 

ひとつ間違いないことは、技術力での負けではないことです。

 

中国・韓国にしてもその技術力を支えているのは日本人、

ヘッドハンティングされたのか、自分から転職されたのかは

わかりませんが、技術においても、結局日本人同士の勝負に

なっているようです。

 

そうすると、何が原因なのでしょうか。

 

企業経営としてみれば、大企業の割には、大勝負をしすぎていること

かもしれません。

 

ある製品(ソーラーシステムだったり液晶画面であったり)の成否が

企業の存続に直接的にかかってきてしまうというのは、あまりにも

リスキーです。

 

しかし、ものづくり一筋という見方をすれば、批判しずらいところです。

 

僕は、このシャープの問題は、全くひと事ではなく、多くの企業がもっている

問題を含んでいると思います。

 

生きていくことは、つらいことが多いですが、ビジネスの世界でも同じで、

とても非情な面があります。

 

つまり、倒すか倒されるかという面はどうしてもあります。

 

現代のビジネス社会は単にグローバルな対応が出来ているだけでなく、

細かなマーケティング・顧客戦略でも常に最新の情報を収集し、

それに呼応してさらに一歩先を行くような戦略が必要でしょう。

 

クリアーすることが当然な必要条件のハードルが高くなっているところに、

その必要条件をすべて満たしたとしても、十分ではないという

図式になっているように思います。

 

どういうことかというと、例えば、技術屋はデザイナーも含めて、

価格を度外視して、いいものであれば、必ず売れると

思い込んでいます。

 

何故なら、その製品はすぐれているからです。

 

しかし、ユーザーは必ずしもそう考えません。

 

同じ性能であれば、少しでも安いものを選びます。

 

何故ならお金がないからです。

 

真剣な価格検討とあわせて考え抜いた商品開発が

必要だと思うし、生き残るためには、変化に対応するという

マイナーチェンジでの試行錯誤などの努力が必要では

ないでしょうか。

 

ここ最近の企業の倒産や減益などは、経営者の不実な行為が

原因であったり製品・サービスが粗悪であったり、企業側の

汚点がありましたが、シャープについては、そうした問題が

原因ではないため、ことは深刻かつ重大な問題だと

思っています。

 

また日本の海外へのさまざまな影響力は特に、経済力や

企業、金融などの面であきらかに減少しています。

 

高齢化が進み、地方は空洞となり、国民のほとんどが

老後に不安をもっています。

 

子供は少なく、またとても残虐な事件が、日常的に

発生しています。

 

日本人は真面目で企業につくす社員の団結で

なりたってきた社会だと思いますが、今、それが

音をたてて崩れ始めていると思うのは、私だけ

でしょうか。