セブン&アイ・ホールディングスおにぎり被災地に素早く送ったことについて

 

素早くおにぎり数万個…コンビニやスーパーの被災地支援

朝日新聞デジタル 9月13日(日)17時50分配信

9月13日のヤフーニュースのヘッドラインにあったニュースです。

この記事からいろんなことを考えましたので、

ちょっと書いてみます。

 

実は私の実家は常総市にあり、

生まれて初めて、被災地側に

立ちました。

 

この記事を美談としてツイッターの

リツイートも多くありました。

 

何故か、売名行為のようにツイート

しているものもありましたが、

世の中にはそんな反応しかできない

人もいるんだなと、それはそれで

納得しましたが、私にとっては、

そのような方は真っ先に相手に

しない人ということになります。

 

ずっと常総市内には入れなかったのですが、

今日やっと家に行くことができました。

 

幸いなことに、床上浸水の寸前で

水は止まっていましたが、

泥水が植物に刻んだ高さで、

水の高さははっきりとわかり、

今回の決壊による洪水が

尋常ではなかったことを確認

しました。

 

空にはヘリが飛び、町に向かう

救急車、消防車があり、

隣町の守谷市と比べても

全くの別世界でした。

 

被災して、困っている状態からすれば、

こうした、おにぎりでの支援は、

本当にありがたいものだと思います。

 

もちろん、セブン&アイ・ホールディングス

以外にイオングループ、ユニーグループ、

ファミリーマート、ローソンなど、

記事のタイトル通り、

コンビニやスーパーの被災地支援

ということになるのですが、

やはり、驚いたのは、

「セブン&アイ・ホールディングスは被災翌日の朝7時に、

被害が甚大だった茨城県常総市の避難所10カ所に

おにぎり6千個を届けた。」

という対応の速さです。

 

被災地支援は義務ではありません。

 

その意味では、セブン&アイ・ホールディングスも

一般の団体も個人も同じです。

 

普段おにぎりを100円で、

売っているからといって、

災害発生時におにぎりを

放出する義務はありません。

 

被災者としては、ただただ、

感謝の思いがあるだけです。

 

特にその決断と行動の速さは

素晴らしいです。

 

東日本大震災での学習が

あるのかもしれませんが、

人は義務で動くのでは

ないと思っています。

 

皮肉なことに、常総市は

コシヒカリの産地でもあり、

日本でも有数の穀倉地帯です。

 

米の在庫も周囲には相当あるはず

ですが、組織だった応援が

すぐにはできなかったようです。

 

特に常総市長が正直に、

まさか決壊するとは思わなかったと

コメントしていますが、

私はここでもまた、地方の

力の衰弱を見て取ってしまいます。

 

決断と行動が早い、時流に合って

伸びている企業と、古い習慣でしか

物事を判断できない地方行政。

 

避難指示すら遅く、しかも間違っていた

行政は、単に行政の責任ではなく、

地方の衰弱ではないかと私は

思うのです。

 

津波も、川の決壊も、自然が相手で

あれば対策に限界があるのは

わかります。

 

防災訓練の問題ではなく、

意識の問題として、

セブン&アイ・ホールディングスと

地方の力との間に、

質的に、大きな差があると思います。

 

ビジネスとしても、成功のためには、

考えることよりはるかに重要なのは、

行動であることを、今回ほど

感じたことはありません。